たまたまインターネットでライブビューイングがあることを知って、調べてみると1日2回3日間しかない。。
なんとか仕事を調整して観に行ってきました。
観客は私を含めて3人。。。
後から知ったけど4月にネット配信もあったんですね。
飯島望未さんのドンキを見逃してたことも判明💦💦
こっちもライブビューイングやってほしいわって、娘がバレエ辞めてから情報収集ほぼしてない自分が悪いんだけど、、、
初めの20~30分は、熊川哲也さんの現在の気持ちや考え、団員の方のリハーサル風景など、情熱大陸?仕事の流儀?な私の好きなドキュメンタリー風メイキングで期待が高まります。
未曾有のコロナ禍という状況の中で、バレエという舞台芸術のあり方や方向性、根本的な意義、やるかやらないか、糸が切れそうになる中でいくつもの決断を迫られる。
そんな中で、2年ぶりに舞台にたたれたとのこと。
若い団員さんも話されてたけど、やっぱり彼の存在感には圧倒されますね。
あえてそうされているのかもだけど、エネルギーのかたまりのような、内面から出てくオーラ。
今は、バレエだけでなく劇場の芸術監督ですもんね。
この時世をなんとか乗り越えて行ってほしいです。
作品に対しての前情報はほぼ無しで観に行きましたが、前述のとおり前振りがあったので楽しめました。
カルミナ・ブラーナは、ウィキペディアによると、
カルミナ・ブラーナは、舞台形式によるカンタータ(単声または多声のための器楽伴奏付きの声楽作品)であり、『楽器軍と魔術的な場面と伴って歌われる、独唱と合唱のための世俗的歌曲』
ドイツの作曲家カール・オルフによる作品
本来は独唱者、バレエが音楽を象徴的に表現する舞台作品
とありますね。
オペラの中でバレエが踊られる作品があるということは知っていたけど、こういった作品もあることは恥ずかしながら初めて知りました。
Kバレエでは、2019年にBunKamura30周年記念作品として初演されていたんですね。
知ってはいて、観たいな~とは思ったけど、地方からはなかなか行けないよな~って思って観にはいってないです。
あの頃はまだ行こうと思えば行けた時期だったんだと思うと、観たい!行きたい!と思ったときは行動しなきゃな~と思う今日このごろです。
作品の方は、一度はどこかで聞いたことのある曲。
圧倒的迫力で神がかり的でもあるさびの部分は、熊川さんの振り付けも相まって鳥肌もの。
ライブビューイングならではの撮影で、ドローンやクレーンを使って、真上からとかあらゆる方向からスピード感をもって撮られていて、生舞台とは全然違った迫力ある映像も迫ってくるものがありました。
作品を、現在のコロナ禍に重なり合わせたかのような演出も素晴らしかったし、バレエとともに、歌唱、オーケストラすべてが訴えかけてくる。。圧巻でした。
今はまだ私の住んでる所も緊急事態宣言中ですが、明けない夜は無い!
世の中は、暗と明、闇と光が繰り返されて成り立っている。
暗・闇が深ければ深いほど、明・光は明るく眩しく素晴らしいものになると信じて、
今は耐えて、でも戦時中のように食べるものが無いとかではないわけだから、
暗・闇の中でも小さな明・光を見つけて行って、それが小さな幸せになったらって思います。
メイキングで熊川さんが「笑いたいよね、みんなの笑顔が見たい、それが周りの人に伝染して幸せを感じる。ウィルスじゃなくて幸せを伝染させたいよね」みたいなことをおっしゃってましたね。
ほんとそうだわ。心から共感。。
コロナ終息後は、自分のやりたいことリストにある『バレエ鑑賞の旅』を実行に移そう!と固く決意‼
熊川哲也さん、Kバレエの皆さん、オーケストラ、指揮者、歌手の方、合唱、スタッフの方々、今回のライブビューイングを届けてくださってありがとうございました!!